- 投稿 2014/09/15
- 凱旋門賞

スタート直後は先行態勢を見せる馬がおらず、押し出される形でルーラーオブザワールドが先行。オールヴォワールが2番手につけて、3番手のインにスピリットジムがつける。フリントシャーは4番手からレースを進めた。淡々とした流れで道中も6頭の隊列は全く変わらず、直線コースに入る。ルーラーオブザワールドは再び加速して後続との差を広げ、そのまま押し切ってV。1馬身1/2差の2着は1番人気のフリントシャーで、さらに1馬身1/2差の3着に2番人気のスピリットジムが入っている。
ルーラーオブザワールドは父ガリレオ、母ラヴミートゥルー、母の父キングマンボという血統。3戦無敗で英ダービーを制したものの、その後は勝ち星から遠ざかり、前走のドバイワールドCでは13着に大敗していた。通算成績は9戦4勝。トレヴを降板させられたデットーリ騎手が初騎乗でこの英ダービー馬をよみがえらせたことによって、本番は大いに注目を集めそうだ。
この結果を受けて、欧州の大手ブックメーカー(公認の賭け請負業者)はオッズをさらに修正。ルーラーオブザワールドは戦前まで20倍以上の低評価だったが、復活Vの結果、ウィリアムヒル社では11倍へと上方修正されている。主立った前哨戦がすべて終わったにもかかわらず、1番人気は7倍(アヴニールセルタンとタグルーダ)というオッズ。日本の3頭はジャスタウェイ(栗東・須貝尚介厩舎、牡5歳)が8倍で2番人気タイ、ハープスター(栗東・松田博資厩舎、牝3歳)は9倍で6番人気タイ、ゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎、牡5歳)は13倍で8番人気タイとなっており、今年の凱旋門賞は大混戦の様相を呈している。
【フォワ賞】ルーラーオブザワールドが逃げ切りV(サンケイスポーツ) http://t.co/cAQ6lCMGXd
— 里中康太 (@ferroiu)2014年9月14日 18:51:49
RT @horse_memorys: 仏G2フォワ賞は序盤から”逃げた”昨年の英ダービー馬Ruler Of The Worldが直線に入ると更に脚を伸ばして鮮やかな逃げ切り勝ちを収めて英ダービー以来の重賞制覇。Treveを乗り替わりさせられたデットーリ騎手の意地を見た。 htt…
— おりたのサブアカ (@toronei_sub)2014年9月14日 18:41:14