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- 有馬記念 - 競馬予想(競馬ニュース)

中央競馬の一年を締めくくるグランプリ・有馬記念(28日、中山、GI、芝2500メートル)の枠順決定が、劇的に変わる。8日、JRAが発表した内容は、かつてないほど斬新にショーアップされるもので、競馬ファンの注目を集めるのは必至だ。
レース3日前の25日に行われる枠順抽選は、出馬する馬が確定した後、メーンスタジオとなるフジテレビに来場したニューヨークヤンキース・田中将大投手と松山康久・元調教師が出走馬を1頭ずつ抽選で選び、選ばれた馬の関係者が、枠順を希望することができるというものだ。この模様を中継するBSフジは東西のトレセンに中継拠点を置いて関係者の声を聞き、新たな試みをライブで伝える。BSフジでの中継は25日12時から午後1時まで。
これに伴い、出馬投票時間も有馬記念に関しては通常より1時間早まり、出馬表の発表も午後1時ごろになる。
海外では、凱旋門賞(フランス)の枠順抽選が競馬専門チャンネルで生中継されているほか、抽選で希望の枠順に入れる方式はドバイワールドカップやケンタッキーダービーでも採用されていた。また、日本ではオートレースの総決算「スーパースター王座決定戦」の決勝戦で、トライアル上位選手から順番に希望の車番を選択できる方式が取り入れられている。