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- 競馬重賞回顧 - 2016年クラシックロード - 3歳クラシック

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クラシックロード(3歳)|JRAまとめ(2月14日)
【東京新馬戦】超良血ロンドン快勝
東京5R(芝1600メートル)新馬戦は母が桜花賞2着ロンドンブリッジ、半姉がオークス馬ダイワエルシエーロの超良血グレーターロンドン(牡=大竹、父ディープインパクト)が断然人気に応え快勝。残り300メートルで馬なりのまま先頭に立つと、一瞬のうちに後続を突き放して2馬身半差V。北村宏は「調教から素質を感じていたので自信を持って乗った。コントロールがしやすく、距離が延びても大丈夫」と称賛。大竹師は「競馬が上手で不安が何もない」と笑顔だった。次走は未定。
第50回クイーンカップ(14日、東京11R、GIII、3歳牝馬オープン国際(特指)、別定、芝1600メートル、1着本賞金3400万円=出走16頭)2番人気で柴田善臣騎乗のキャットコインが、デビューから3連勝で重賞初制覇。タイム1分34秒0(良)。5日に急死した父ステイゴールドにささげるVとなった。今後は桜花賞(4月12日、阪神、GI、芝1600メートル)に向けて調整されるが、ステップレースを使うかは未定。2着はミッキークイーン、1番人気のロカは3着に敗れた。
天国の父ステイゴールドへ、バレンタインデーに娘から重賞Vのプレゼントだ。2番人気のキャットコインがデビュー3連勝。同厩の最優秀2歳牝馬ショウナンアデラ、きさらぎ賞勝ちのルージュバック、フェアリーSのノットフォーマルに続き、牝馬戦線にまたもや関東から有力馬が誕生した。
「思ったより楽に先頭に立ったし、力を付けているね」
危なげない勝利に柴田善騎手の表情が緩んだ。スタートして中団馬群の中。1000メートル通過58秒9の速い流れにも余裕のある手応えで追走し、直線は外に持ち出してあっさり抜け出した。ゴール前でミッキークイーンとロカが追い上げたが、勝負は決した後。クビ差以上の強さを感じさせた。
「デビュー戦と2戦目はひ弱で、ドンと来いという感じではなかったけど、ここに来て落ち着きが出て成長している」
一戦ごとに大人になる姿はジョッキーにも安心感を与えたようだ。二ノ宮調教師も「追い切っても体が減らずに使えたのが大きいね」と成長を実感しているが、「以前は蹄鉄(ていてつ)を打つのに鎮静剤を使っていたほどテンションがあがりやすかった。直前の長距離輸送はこたえそうだし、これからオーナーと相談して桜花賞一本か、トライアルを使うかを考えたい」と、慎重に今後の方針を決める。
3連勝で一気に牝馬路線の主役候補に躍り出たキャットコイン。無傷のまま桜の舞台まで突き進んでいきそうだ。 (柴田章利)
■キャットコイン
父ステイゴールド、母ストレイキャット、母の父ストームキャット。栗毛の牝3歳。美浦・二ノ宮敬宇厩舎所属。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績3戦3勝。獲得賞金5168万9000円。重賞初勝利。クイーンCは、二ノ宮敬宇調教師、柴田善臣騎手ともに初勝利。馬名の意味は「猫が描かれた金貨」。
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