サンビスタが勝利したチャンピオンズカップ回顧まとめ
サンビスタで勝利したチャンピオンズカップ回顧まとめ

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チャンピオンズカップ|サンビスタ【牝馬初のJRAのダートG1勝利】

6日、中京競馬場で行われたダートの頂上決戦・第16回チャンピオンズカップ(1800メートル)を制したのは12番人気のサンビスタ(牝6・角居)。昨秋のJBCレディスクラシックに次いで自身GI・2勝目となるが、JRA・GIはもちろん初制覇。ジャパンカップ優勝のショウナンパンドラに続く牝馬の快挙となった。並み居る牡馬の強豪を打ち破った6歳牝馬の勝因とは? レース終了後の検量室裏の取材から探ってみた。

ここまでチャンピオンズC、前身のJCダート、フェブラリーSと、JRAのダートGIで牝馬の勝利はなかった。そして、角居調教師はその理由を把握していた。

「牝馬が勝つには難しいレースだと感じていました。馬を痛めずコンスタントにレースへ出走させるのが我々の仕事ですが、牝馬の場合はご飯を食べなくなったりフケがきたりと、体調維持が難しいところがあります。ましてパワーを求められるダート競走では牡馬に比べて分が悪いのかと思います」

しかし、サンビスタに関しては少し違ったところもあったようだ。今年の2月に引退話が持ち上がるも、まだ馬の状態がフレッシュだということで競走生活を1年延長。

「昨年のこのレースで4着といい競馬をしてくれましたし、今年一年も安定して競馬に使えましたからね。少しフケの兆候を見せても競馬へ行けば走ってくれる。上積みは求めづらい年齢ですが、競馬への前向きな姿勢は変わらない。だから仕上げに関してはそれほど難しくありませんでした」

同師が競馬の世界に飛び込んだのはグランド牧場での就労経験が始まり。その牧場で生産されたのがこの馬。引退すれば繁殖牝馬として牧場経営を支えるであろうサンビスタに勲章を与えるため、常々「恩返しがしたい」と語っていただけに、こうした背景も渾身の仕上げの原動力となったことだろう。

それでも角居調教師は勝因を問われると「ミルコが上手に乗ってくれたことに尽きるでしょう」と真っ先に殊勲のパートナーの名を挙げた。

5ハロン通過タイムは60秒2。レースはよどみないペースで流れる。サンビスタは中団の内めという絶好の位置。コースロスを最大限に抑えて直線に向き、絶妙のタイミングで外のスペースへ持ち出すと前でしのぎを削るコパノリッキー、ホッコータルマエを一気に捕らえ、後続の追い上げも封じ込めた。M・デムーロはこう振り返る。

「競馬に乗るのは初めてだったけど、金曜のゲート練習でクリスチャン(弟のC・デムーロ)から聞いていた通りに真面目な馬だと感じたし、状態もすごく良かった。イメージした通りの競馬ができた。春は皐月賞、ダービーと勝たせてもらったけど、最近のGIレースではいい騎乗ができていなかった。それだけに今日の勝利はうれしい」

人々の思いを背負い、6歳にして最高に仕上げられた牝馬、ふがいない近況を打破するために大一番で奮起した鞍上。すべてがかみ合っての勝利だった。「来年の春、繁殖に上がるまでにあと1、2戦は使えるかと思います。牡馬とこれだけの競馬をしてくれたのだから、暮れのGI東京大賞典(29日=大井ダート2000メートル)も視野に入ってきます」と同師。名残惜しいが、残り少ない新女王の走りを目に焼き付けておきたい。

 

2着ーノンコノユメ、フェブラリーで巻き返す

6日、中京競馬場で行われた第16回チャンピオンズカップ(ダート1800メートル)はサンビスタが勝利。4連勝で初のJRA・GIに挑んだ3歳馬ノンコノユメは、後方追走から内ラチ沿いを通って追い上げたが、1馬身半差の2着までが精一杯。前身のJCダートを含めて2006年アロンダイト以来の3歳馬V、また02年イーグルカフェ以来となる関東馬の優勝はならなかった。

鞍上のルメールは「今日のペースについて行くのが難しかった。1番枠だったので経済コースを通った。直線もうまく前が開き、作戦通りの競馬はできたけど、勝ち馬に届くには位置取りが後ろ過ぎた。でもまだ3歳。この馬もトップクラス」とパートナーをたたえた。

上がりはメンバー2位の36秒7(最速は3着=サウンドトゥルーの36秒6)。今日のところは位置取りがすべてだったが、前走まで最速上がりを続けてきたことを加味すると、いつもほどの豪脚が繰り出せなかった印象も。レースの3ハロン通過(35秒5)も数字上は武蔵野Sより1秒1遅く“定位置”からの脱出が今後のGI取りの課題になる。

もっとも「上がり(レース後)の様子を見ると、馬群に囲まれて走っていた分、伸び切れていない。息が全然上がってなくてフーッとも言っていない」と加藤征調教師が振り返ったように、完全燃焼した結果ではなかった。それを考慮すれば、ポテンシャルの高さを示すには十分な内容だったとも言える。次走は来年のGIフェブラリーS(2月21日=東京ダート1600メートル)になる見込みだが、「今度は得意コース」と同師。今回の経験を糧に、さらに進化した姿を見せてくれそうだ。

チャンピオンズカップー戦い終わって

 ▼4着ロワジャルダン(浜中)もう少し内の枠なら早めに内に入れたかも…。直線に向いたときはオッと思いましたし、よく頑張ってくれました。

▼6着ワンダーアキュート(和田)力を出し切ってくれました。上位とは内と外の差だと思うし、直線エンジンがかかってオッと思ったんだけど…。

▼8着グレープブランデー(ムーア)途中までいいポジションでいけたけど、残り100メートルで脚が上がってしまった。

▼9着ナムラビクター(秋山)ペースが上がったときに反応できなかったですね。

▼10着グランドシチー(津村)道中はいい感じで上がっていけたんだけど…。

▼11着ニホンピロアワーズ(酒井)最後は脚が上がってしまったけど、気持ちは切れていませんでした。

▼12着ダノンリバティ(アッゼニ)前のポジションにつけられたけど、直線疲れてしまった。

▼13着コーリンベリー(松山)馬の後ろで競馬できたのはよかった。千二から千八で道中ハミをかむところがありました。

▼14着ローマンレジェンド(岩田)持ち味のしぶとさを生かせず、ギアが上がらないまま終わってしまった。

▼15着クリノスターオー(ボウマン)ペースが速くなったときに置かれてしまい、やめてしまったね…。

▼16着ガンピット(パートン)勝負どころで置いていかれてしまいました。日本のダート馬場に苦労していたのが敗因。

 

サンビスタを本命にしていた注目サイトsan