【2016年クラシック】ディーマジェスティまとめ|共同通信杯
【2016年クラシック】ディーマジェスティまとめ|共同通信杯

14日、東京競馬場で行われたGIII共同通信杯(芝1800メートル)は、6番人気の伏兵ディーマジェスティ(牡・二ノ宮)が勝利。人気を集めたハートレー、スマートオーディンの重賞ウイナーは馬群に沈む波乱となった。例年になくレベルが高い3歳牡馬クラシック戦線の行方は今後どうなるのか? 本番に結びつくはずだった一戦を改めて検証する。

レースを終え、検量室が静まり返っても長い時間を費やして話し込む各陣営。それだけ大事な一戦と位置付けるレースではあったのだが、重賞勝ちのある「2強」が掲示板にも入らない大波乱になろうとは…。

演出したのは前夜の雨が残る稍重馬場で、前後半の4ハロンが47秒9→47秒4のよどみない流れ。もっとも3角過ぎから手応えが怪しくなったのが、他ならぬディーマジェスティというのも、このレースの不思議なところ。4角手前からアクションを起こした蛯名は「3、4角の馬場が悪くて馬が戸惑って走っていた。直線はエンジンがかかってくれたけど、なにしろこの相手だから」とゴールまで確信を持てなかったそうだ。

だが、同馬は鞍上の予想を超える走りを見せた。ラスト200メートルで併走するスマートオーディンを置き去りにすると、脚色は鈍るどころか、一気に鋭さを増す。先に抜け出したイモータルをあっさりとかわしたその姿は、単勝22倍台の伏兵には見えなかった。

管理する二ノ宮調教師は今回の勝利で共同通信杯4勝目(ダート変更だった1998年エルコンドルパサーを含む)。今回の勝利はその目にどう映ったのか?

「ホープフルSを取り消した(左後肢フレグモーネ)後も無理をせず、ここ一本に絞ったのが良かった。早い段階からジョッキーが騎乗し、以前よりも強い調教をしてきたからね。良くなるのは先だけど、今後は余裕を持って調整ができそう」

激走の理由はあったわけだが、それでも師の予想を超えたパフォーマンスに驚きは隠せない様子だ。

関東馬の大将格ハートレーを負かしたことで一躍注目を浴びることにはなった。だが、クラシックの新星誕生と呼ぶのはまだ早い気もする。2歳王者リオンディーズ、同じディープインパクト産駒で先々週のきさらぎ賞を無敗で制したサトノダイヤモンドが切れ味に優れるエリートであれば、こちらは叩き上げの“候補生”。さらなる上積みが求められると同時に、今年のクラシック戦線は改めて“西高東低”。そう言わざるを得ない結果だった。
【編集部のおすすめ】

 

共同通信杯は強かったですね…

ある意味、ホープフルSを除外になったのが良かったのかもwww

未勝利勝ちはまずまずのタイム評価だけに評価が甘かったってことか

 

 

 

ツイッターの声